輝トーストマスターズクラブ

タグ:日本語

1月29日。渋谷区福祉会館にて今年初となる第168回例会が開催されました。小田原TMCよりS原さんをゲストにお迎えしての例会です。
今回は、国際スピーチコンテスト、日本語スピーチコンテストに向けてのクラブ選考会、ということで。
詳細な記載はできません。スピーチが気になるという方は、エリア93コンテストに是非聴きに来てみてくださいね。

スピーチを生で聴くと、動画や音声で聴くだけではけして得られない、空気、熱意が伝わってくることが分かります。コンテスト会場に是非足を運んで、そんな熱気に触れてみてください。

輝トーストマスターズでは、少人数ながらとことんスピーチ、ひいては自分の伝えたいことや考え方と向き合える時間を提供しています。
通常の活動に物足りなさを感じている方、是非輝トーストマスターズで一段深い日本語の世界に足を踏み入れてみませんか。

11月23日。前回に引き続き、渋谷区福祉会館にてにて第166回例会が開催されました。

1番手は私、H坂が務めます。
ACマニュアル 物語の話術#2 個人的な話をする
スピーチタイトル「料理人の様に」
【スピーチ】
結婚して3年目。妻の帰りの遅い日や一人の時は自分でご飯を作るようになる。ご飯を鍋で炊き、鰹節を削り味噌汁の出汁を取る。料理することは、自分の創ったものを自分や他の誰かに食べてもらうこと。ふと気付く、それは、自分達が学んでいるスピーチも同じなのではないか。トーストマスターズは、皆でワイワイ食べる中華料理の様だ。添加物や刺激物の様な過剰なパフォーマンスが問題でもある。そこに違和感を感じ、飛び込んだ弁論の世界。社会の抱える問題に主張を唱えるその世界は、手間暇かかり日に何度も食べられない重さは有るが、ハレの日に食べたいフランス料理の様だった。そして別の団体の主催する話し方の学校では、技術云々よりまずは自分の気持ちと向き合うこと、それを素直に出すことを学ぶ場所だった。それは素材を活かす日本料理の様だ。いろんなジャンルを見ることで、料理の幅は広がっていき、様々な創作料理が出来上がる。皆さんも是非一度見てみませんか。

【論評】
トーストマスターズの良さ、そして抱える問題を比喩的に表現、そしてスピーチを多元的に捉える意味で面白いスピーチとなりました。聴衆が輝のベテランであることを前提に、何を主張するかはより深めていくこと、今回のスピーチスタンスは中華料理そのものだったので、そこは広がった幅を見せると良い。前半のリンク前の料理が長い、バランス配分を考えることという意見が出ました。

2番手はA部さん。
ACマニュアル 物語の話術#2 個人的な話をする
スピーチタイトル「追憶」
【スピーチ】
齢を重ねると人は老人になり、そして純真な子供に近づいていく。自分の小さい頃はどうだっただろうか。ふと思い出す、小学校の理科の時間に抱いた純粋な疑問。花はおしべの花粉がめしべに風に運ばれることで子孫を残す。では、人はどうなのか。その疑問を先生に尋ねると、今は答えられないとのこと。どうしてだろうか。友人に尋ねると、男女が手をつなぎ仲良くすることで子供が生まれるとのこと。なるほど、だがピンとこない。母に尋ねると、仲良い男女に西洋ではコウノトリが、日本では神様が子供を運んでくるとのこと、なんだそれは。小児科医の山中先生に尋ねると、分厚い本を取り出し、精子と卵子の説明。やっぱりどこかで男女はくっつくのか。でもどうやって?「それは時間が経つと分かる」その通り時間が経ち、後に分かった。子供の頃の純真な探求心。齢を重ねた今、探求したいものがでてきた。それは死についてだ。

【論評】
大人の誰もが知っている、でも口に出さないことを純真な子供の視点で聴いていく、ニヤリとしてしまう題材でした。訊かれた大人の対処も十人十色で興味をそそります。通り過ぎたこの世に生まれる瞬間、これから迎える終わりの瞬間についてのコントラストの良さ、死についてが唐突であったこと。メッセージをどこに置くかで捉え方が変わってくるとの意見が出ました。

3番手はK上さん。
ACマニュアル 情報を伝えるスピーチ#1 情報を伝えるためのスピーチ
スピーチタイトル「そうだ、コンテストに行こう」
【スピーチ】
何でもないようなことを、幸せだったと思う。1月25日は輝トーストマスターズのクラブコンテスト。今回コンテスト委員長に就任し、クラブコンテストを成功にさせたい。ではどんなコンテストにしようか。まず、出られる人はでる、みんな出る!これが大切だ。次に全員が審査する。そして、エリアコンテストは2月の16日。エリアコンテストに出る人のために特訓会を開こう。クラブコンテストへの出場締め切りは1月前半。皆で盛り上げていこう!

【論評】
K上さんの、前向きな人柄が出る楽しいスピーチでした。呼び掛けるスピーチなのですが、焦点がぼやけてしまっているところがあります。スピーチというよりは例会後の連絡に近いかたち、会長としての意欲が感じられるものでした。

4番手はN西さん。
ACマニュアル プロフェッショナルスピーカー#1 プロフェッショナルセミナー
スピーチタイトル「子育ての始まり」
【スピーチ】
子育てはどこから始まるか、分かりますか?800人の産後訪問を経て感じたのは、大多数が母親一人で子を育てているという実情。訪問した家庭は日本においての中上流の家庭が多い、そこで聞く母親からの話は「夫が手伝ってくれない」に集約される。夫婦とはいえ、夫は働きにでてしまい日中は居ないのだ。だが、夫の職業を見れば多忙かどうかは結婚前に分かる筈。そして多いDV、モラハラ。離婚後の母子家庭は貧困に陥る、そのため分かれたくても別れられない夫婦は多い。赤ちゃんもそうした雰囲気は感じ取る。母が文句を言われ続ける過程では、子供に多大な悪影響が出るのだ。そうしたことも、結婚前に前兆や片鱗は見えている。子育ては、パートナーを選ぶことから始まっているのだ。

【論評】
専門家の観点から見た、実情を鋭く分析したスピーチでした。プロフェッショナルが十分に感じられたと同時に、タイトルは「子育てはパートナー選び」として、その理由を挙げていくスタイルが合致している、統計を活かしてより説得力を上げると良い、子育てのモチベーションについての言及、パートナーの見分け方も欲しいとの意見が有りました。

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輝トーストマスターズでは、少人数ながらとことんスピーチ、ひいては自分の伝えたいことや考え方と向き合える時間を提供しています。
通常の活動に物足りなさを感じている方、是非輝トーストマスターズで一段深い日本語の世界に足を踏み入れてみませんか。

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10月26日。今回より渋谷に活動拠点を移し、渋谷区福祉会館にてにて第165回例会が開催されました。
今回もゲストさんが参加。小田原トーストマスターズからS原さんを迎えての例会となります。クラブ会員も出席も7名と、(輝トーストマスターズとしては)大盛況の例会でした。

1番手は、K上さん。
ACマニュアル 特別な状況のスピーチ#1 乾杯のスピーチ
スピーチタイトル「乾杯!」

【スピーチ】
輝トーストマスターズも無事に一年を終えることができた。メンバー数は8名。だが高クオリティの例会を行いつつも、皆このクラブをどう考えているだろうか。更新のたびに「オレが抜けたらこのクラブは立ち行かなくなる・・・」そう思っていないか?是非この機会に、お酒を飲みながら腹を割って話そう!
【論評】
まさに会長として、年末の忘年会の予行練習を行っている様でした。ねぎらいからの問題点を解決しようという姿勢の展開も良し、本人の気持ちが出ている、しかし乾杯の挨拶としては重めの内容、盛り上げと一体化が乾杯の挨拶のポイントである、トーストマスターの語源なのでそこにも引っかけて欲しいとの意見が出ました。

2番手は、K村さん。
ACマニュアル 情報を伝えるスピーチ#3 実演スピーチ
スピーチタイトル「フェラーリチャレンジ」

【スピーチ】
春に大学時代の友人と酒を酌み交わす。「オレ、フェラーリでレースをしてるんだ」とのこと。次で引退しようと考えているとの友人の言葉に、じゃあ応援に行くよと、他の友人たちと一緒に富士スピードウエイへ。友人の口利きで、ゲートからフェラーリの代理店のサポートで、レース前のフェラーリを間近で見れたり、ゲストルームでの本格高級料理のバイキングを頂けたり、レース用のフェラーリの値段を聞いたり、、普通の感覚と異なる世界に面食らうK村さん。いざ友人のレースでは、クラッシュにより友人のフェラーリがボロボロになることに衝撃を受け、その修理が一瞬で行われたことに再度衝撃を受ける。レース後友人に、レースの費用を聞き最後の衝撃。世の中には、自分の全く知らなかった世界が有るのだ。
【論評】
形容詞の多用、裏声の使い方で飽きさせない表現と臨場感のよさが光ります。実演とするには、レポーターとして話すとより良いこと、自分の知らない価値観の出会いを前面に押し出すとまとまること、フェラーリとバイキングのアンバランスさが引っ掛かったことなどが挙げられました。

3番手は、F田さん。
ACマニュアル 物語の話術#2 個人的な話をする
スピーチタイトル「フォアグラ」
【スピーチ】
やろうと思ってできなかったこと、有りますか?人は「やるべき」だけでは物事は続かない。昔はガリガリだった藤田さん、今は仕事のストレスで楽しみが合間の食事、フォアグラソースのステーキなんかを食べているうち高校時代より20kgも体重が増え、健康診断で医者に「肝臓がフォアグラになっている」と指摘を受け、ふと先日亡くなった父を思い出す。憧れの父だったが、父もまた50を前に糖尿と白血病を発病してしまった。父のできなかった健康管理、それは自分自身が父を超えて行っていこう。
【論評】
柔らかさと説得力のある内容が同居する、聴き手に入っていきやすいスピーチでした。ダイエットと言う身近なテーマを用いての語りかけが○、健康診断の話とお父さんとのエピソードが2分されており話をもっと絡ませると良い、話の内容としては健康面ではお父さんの様になりたくないのではという意見が出ました。

4番手はO田さん。
パスウェイズ リーダーシップスタイル
スピーチタイトル「逮捕、討ち死に、暗殺」

【スピーチ】
リーダーシップスタイルをパスウェイズで分析したO田さん。自身のリーダーシップは「独裁的」なスタイルであると出た。
歴史上独裁的リーダーシップスタイルの人物はクラーク博士、織田信長、坂本龍馬。ビジョンを持ち、それをやらせる(1:1で命令、手本を見せる等)のが特徴。混沌とした時に訴求な対処ができるメリットがあると同時に、関係性を築くことを軽視するデメリットがある。
先に上げた歴史上の人物の末路は、逮捕(クラーク博士)、討ち死に(織田信長)、暗殺(坂本龍馬)と反感を買うことによる失敗が目立つことから、傍らに自分と違うスタイルの人を置くことが大切である。

【論評】
中々面白く聴くことができたスピーチでした。時間オーバーを考えると、パスウェイズの説明は不要、パネルは読まずに話すことで必要なことのみ覚える、歴史上の人物は端的に彼らの台詞を用いた方がピンとくるとの話がでました。

その後、スピーチに自分の体験を入れるかどうかについて、それぞれの考え方のディスカッションを行いました。こうして議論を深めることができるのも輝トーストマスターズの特徴です。

輝トーストマスターズでは、少人数ながらとことんスピーチ、ひいては自分の伝えたいことや考え方と向き合える時間を提供しています。

通常の活動に物足りなさを感じている方、是非輝トーストマスターズで一段深い日本語の世界に足を踏み入れてみませんか。
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8月29日。ミューザ川崎にて第163回例会が開催されました。
今回はゲストに小田原トーストマスターズのI田さんを迎えての例会となりました。今回のスピーチラインナップも濃いめですよ!

1番手はA部さん
楽しませるスピーカー#5食後のスピーチ
タイトル:「明日はもうない」(仮)
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AIの進展、発展により30年後無くなる職業を予測。まずAIとはどんなものかA部さんの理解について披露します。Y=f(x)の関数、つまり方程式になるものは全てコンピュータ処理が出来るからAIのジャンル。例として読売ジャイアンツが勝っていくための「勝利の方程式」=判断業務がAIで組み立てられる。すると原監督はいらなくなるのです。
そこから類推すればコンサルタントも弁護士も判事も医者も政治家も官僚も不要。さらに創作の世界でも作家が作品を作り上げるには個人個人で「方程式」を持っているはず。するとAIのジャンルとなり作曲家、画家、作家等芸術家も不要になる。AIが作った芸術を人は受け入れるか。もちろん受け入れる。誰かが素晴らしいと言えば、皆そちらになびいていく。現代社会は流行で成り立っている歴史だから。つまり判断業務・創作業務を行う所謂「先生」と呼ばれる職業は30年後には無くなるのでしょう。

ジャイアンツ・原監督をメイン話題にしてスピーカーの考えるAIを延べると、分かり易く面白みが出たはず。職業が無くなるという言い方でなく、先生達は働らかなくて済み、余暇ができる、嫌な・辛い仕事がなくなるという面を言ったほうが良かったのでは。「先生」が嫌いな人たちの集まりとして、「先生」いじめの基調で話したら面白かったかも。との意見が出ました。
本人談では、ごもっとも。盛り込みすぎた。ある部分に焦点を当てれば質が高まるだろうから、トライする価値はありそう、とのこと。


2番手(現在編集中)
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3番手は、F田さん。
説得力のあるスピーチ #5説得力のあるリーダー
スピーチタイトル「問題社員対応の必要性」

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本スピーチの前提条件は、下記の通り。
問題社員への対応セミナー(合計4時間程度)冒頭で問題事例の解説に先立ち話す内容。受講生は中小企業の社長や人事労務担当者。その受講生に対し、問題社員対応の必要性を理解してもらい、本セミナーで学んだ知識を使って対応を促すことを目的としている。

スピーチ本編:
どうして問題社員に対応しなければならないのか?「問題社員」と言っても、同じ職場で働く仲間のはず。「問題社員に対応」なんてしたら、何か悪いことをしているような気分にならないか?でもF田さんが問題社員対応のアドバイスをしたり、講演をしたりするのには理由があります。
もう何年も前のこと。ある中小企業でひとつの部門を任せきりにされている古株の社員がいました。社長の言うことを聞かず、その部門で何が行われているのかを報告しない。社長がまずいと思って社員を採用しその部門に配置するが、1か月もしないうちに辞めてしまう。おかしいと思いつつも踏み込んだ指導をしないでいたら、とうとう5人も新入社員が辞めてしまった。古株の社員が新入社員に仕事を教えず、嫌がらせをしていた。社長が問題社員であっても自分が我慢すればいいと思っていたのは間違いだった。被害者は新入社員だったんです。
また別の中小企業では、採用した新入社員の性格がきつくて上司の言うことも聞かない。社長が放置していたら、とうとう上司がうつ病になって何か月も仕事を休むことになってしまいました。他の先輩社員たちからも嫌われ「彼が辞めないのであれば,自分が会社を辞める」とまで言い出す者が出てくる始末。問題のある社員であってもあまり厳しく注意したりせず、成長を温かく見守ってあげるのが会社経営者が取るべき態度だと思っていたが、でもそれは間違いでした。
一緒に働く大切な仲間たちを守るために、問題社員に対応しなければならないんです。

「仲間を守るため」というフレーズが良いですね。冒頭で「悪いことをしたような気持ち」とあるが、ここはもっと具体的に話すことでより移入できます。紹介事例は自分は体験したことがないので、そうした人にも分かる描写が欲しい。How toについても聞きたいが、これがセミナー冒頭のスピーチでこの後、具体的対応方法の解説があるのであればこれでいいと思う。といった意見が出ました。

4番手はK村さん。
コンテスト用のスピーチ
スピーチタイトル「スイッチ」

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今から30年以上も前の学生の頃に集団デートで、箱根からバスに乗り芦ノ湖に着いた男女6人。遊覧船に乗ろうと船着き場に行くと、そこには車庫のような建物が。真ん中の柱に何やらスイッチがある。
一緒に行った1人のの女性がそのスイッチを押すと・・・。
時は過ぎて今年の夏、諏訪湖に花火を見に行き宿にはプライベートと書かれた扉がある。それを開けてしまうのは30年以上も前にスイッチを押した女性ではなく・・・。自分ではできない(やらない)行動をとる周囲の人がおかしいのか、自分がおかしいのか?これからはスイッチを押して、わからないドアは開けてみると改心できるかの葛藤スピーチでした。

 
「固定概念を捨てる」メッセージが良いです。話し方が単調であったので緩急をつけた方がよい。
スイッチを押す人の心理を追加すると良くなる。情景描写が上手い。悩みのないスピーチ。人間の本質に迫るエンディングにしても良い、といった意見がでました。

輝トーストマスターズでは、少人数でとことんスピーチ、ひいては自分の伝えたいことや考えと向き合える時間を提供しています。通常の活動に物足りなさを感じている方、是非輝トーストマスターズで一段深い日本語の世界に足を踏み入れてみませんか。

 2019年度始まりの7月29日。東海道川崎宿交流館にて例会が開催されました。なんと所属メンバーが全員参加という、快挙を成し遂げました!地味にすごいぞ輝トーストマスターズ!
 さらに今回は、S村ディビジョンディレクター、S田エリアディレクターを加えての大盛況(といっても10人ですが、、)な会となりました。
 冒頭、新会長に就任したK上会長のご挨拶。そして今回も濃い例会が始まります。

1番手は、S村さん。
パスウェイズチームコラボレーションLv3 記述的言語の応用
スピーチタイトル「一人旅で何が悪い」

 夏休みに旅行に行く計画を立てたS村さん。普通は”どこに?”行くかを聞かれるのですが、S村さんが聞かれるのは、”誰と?”一人でと答えつつS村さんは思います。誰とでも良いじゃない!プライバシーそして基本的人権の侵害ではないか!一人旅と言うのは本当は良いものなのだ!と一人旅が良い理由を3つ挙げます。
 ひとつめはスケジュールが不要であること。気兼ねする相手が居ないので自分の気の赴くままに動けるんです。ふたつめは店にすぐ入れること。人数が多いと待たされる人気店も一人ならすぐに通されるんです。みっつめはとっさのスケジュールが変更可能なこと。建てた計画の変更も同意や合意が要らず素早く変えられるんです。
 貴方も、”誰と?”なんていわず一人旅で”どこに”行くかを検討してみませんか。

伝え方がコミカル、かつ勢いが有るスピーチでした。心の台詞をふんだんに使っていてシチュエーションも分かり易いです。一方で序論のインパクトは有るのですが、一人旅を勧めるというよりは、「誰とって言うな!」という方が本スピーチのメッセージであり、また3点が並列でなく違和感を覚えること、言葉数が多くなることで言いたいことがぼやける、動きに連動して言葉に強弱が出るという指摘が出ました。

2番手は、O田さん。
物語の話術#4 感動的な話
スピーチタイトル「人は光になれる」

 17年前、いじめっ子にいじめられ辛い日々を送っていたO田さん。そんな中、入院していたお父さんの病院にお見舞いに訪れます。お父さんはO田さんを勇気づけ、そして懸命にリハビリを行います。どうしてそんなに前向きになれるのかを尋ねてみたO田さんに、お父さんは答えます「人は光になれる、それを信じているからさ」そういって前向きにリハビリに取り組むお父さん。でも、それがお父さんと交わした最後の言葉となってしまいました。
 その後も、辛い日々を送るO田さんは亡くなったお父さんの言葉を思い出します。お父さんの様に前向きに頑張ってみよう。そうして積極的に物事に取り組むようになったO田さん。いじめはなくなり、応援してくれる人ができて、勇気をもらったという言葉にO田さんは気付きます。自分自身が輝こうとする頑張りは、周りにも希望を与える光になれる。人は、光になれるんだ。

改良を重ねたスピーチだけあり、構成と展開がしっかり練られたものとなっておりました。当時を振り返りつつ、変に見せようとする表現やアップダウンも無く自然な言葉として出ており○。ただ、お父さんが亡くなり、そこからの展開はややメッセージにむけて飛躍ている印象を受けました。得た言葉の重みに比して行動が軽く、その重みの差が違和感となって出てきており、そこはより当時の自分の内面を見直していくと、実感させられるスピーチとなります。

3番手は、Hさん。
情報を伝える話#1 情報を伝える
スピーチタイトル「医療費削減」

 この一年間。医者にかかったことは有りますか?沢山薬を出されて辟易していませんか?今回は医者に薬出され過ぎないひと言をご紹介します。それは「この薬は何のためですか?」と言うこと。
 以前咳が止まらず医者に行ったHさん。5種類の薬を出され、訊いてみたところ。ひとつは咳用、ひとつは痰用、あとのみっつはアレルギーが有った場合の「念のため」。別の機会に医者に頭痛で行ったとき、医者に頭痛の原因は9割が精神的なものだと説明され、納得したHさんに大量の頭痛薬が。訊いてみたら、「念のため」。
 実は医者は薬剤師と違い、薬の知識は無いんです。薬をやみくもにたくさん出すことは医療費を圧迫する間違った考え方。余計な薬を防ぐべく、貴方も「その薬、何のため?」と聞いてみませんか。

我々の抱いている医療のイメージを覆す、インパクトのあるスピーチでした。「医者は薬を知らない」についてはハッとさせられます。それだけにターゲットと何をメッセージに持ってくるかがずれてしまったことは勿体ないです。痛いと感じる人は、日本の医療費より自分の痛みを抑えることを優先するであろうことから、薬の副作用や打ち消しの点から、念のために飲むことの危険性をメインに伝えることで、より聴き手に主張が届くスピーチと感じました。


輝トーストマスターズでは、少人数でとことんスピーチ、ひいては自分の伝えたいことや考えと向き合える時間を提供しています。
通常の活動に物足りなさを感じている方、是非輝トーストマスターズで一段深い日本語の世界に足を踏み入れてみませんか。

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