2018年明けましておめでとうございます!今年はトーストマスターズ教育プログラムの一新や秋季大会の削除などトーストマスターズにとって転機となる年になりそうですね。そんな中、今年初の例会が開かれました。


1番手はK多河さん
楽しませるスピーカー#3人を笑わせる「おめでたい話」

「兄貴、大変だ!」一周忌を迎えた筈の父が生き返った!生き返ったのは良いが、手続きとかはどうするか慌てる兄弟の様子をコミカルに描きます。救急?警察?、、いや生き返ったから要らんだろ。そうだ!区役所に届けないと!役所で妙に普通な所員。「あー、蘇生届ですね」有るのか?そんなの。3(産)番窓口で手続き後、親戚知人に父が蘇生した手紙を書きますが・・・文面に悩み、1年前出した死亡通知を参考に書き出す。「薬石効なく・・・」いや、生き返ってるしな。悩みつつ仕上げ、最後に「尚、香典の返還の儀は固く辞退申し上げます」・・・。はっ!夢か。

コミカルな内容。会話と一人語りで臨場感が有りました。一周忌で火葬されていない状況には疑問有り。終始笑顔であるので、ドタバタの渦中に居る頭を抱えたイメージを表情で再現できれば〇。また、夢オチなので父との会話や収集を付けられないところまで膨らませても良いかもしれません。


2番手はK村さん
物語の話術#4感動的な話「レガッタ」

土曜8:00、戸田漕艇場。「オレは何をしてるんだ・・」既に引退した社内のレガッタ(4人組の漕艇協議)チーム。しかし今度の大会に”人がいない”という理由で、参加する羽目になり、忙しくて一度も練習しないまま本番を迎える羽目になりました。レースは朝から始まり、決勝まで残るころには午後3時。応援に来ていた部長他は観戦しつつ飲んで盛り上がっています。「適当に負けて飲みに行こう」という言葉に反発し決勝まで残るも、同僚友人が帰りはじめ「絶対に許さん!」怒りのパワーで見事優勝を飾りました。


気持ちと現地の詳細な描写が臨場感を出していました。怒りのパワーで優勝というのは、唐突かつ納得しにくいかも。木村さんが以前にレガッタで鳴らしていたこと、応援と選手の気持ちのギャップをより見せることで、聞き手にストンと入る話になります。


3番手はH坂さん
ほら話「プロフェッショナルの姿勢」

プロフェッショナル、それは仕事に徹する姿勢。今日も平和だ。暇だ。余りに暇なので、持ってる資格「産業カウンセラー(仕事の悩み相談)」を活かして相談業務の副業を始めます。そこに来たのは全身黒タイツの中年男。「NPO法人ショッカー」を辞めるかどうか悩んでいるとのこと。そこで2人三脚で男の自信を回復し、仕事へのアドバイスを行い自信を回復させます。しかしH坂さんの本業は、地球の平和を守る正義の味方だった。プロフェッショナル、それは仕事を仕事と割り切る姿勢。

人数が少ないことから、急遽登板。正義の味方が悪を育てるというマッチポンプな話。細部を作りこんでおり真剣な表情で変なこと言うギャップは〇。仮面ライダーを知っているかどうか、聞き手を大きく選ぶスピーチでした。産業カウンセラーは本当の話?ほらかどうか迷ってしまうかも。


4番手は再登板のK村さん
コンテストスピーチ「自己中」

「おはよう、遅いよ!」朝、会社で必ず文句を言う上司。なんて自己中な人だ!しかし考えてみると人は”生きていること自体が自己中”なのではないか?最近の小室哲哉の引退会見、人が仕事を辞めるのに周りがつべこべ言う必要があるのだろうか。本当は自分が今どうしたいのかを皆あまり考え無くなっている。もっと自分のために時間を使って良いのではないだろうか。スピーチというものは自己中の訓練に最適だ。自己中バンザイ!

午後の武蔵小杉で行うコンテストに向けて、急遽登板して頂きました。自分の感じたところを深堀りして世の中への提言とする、主張に主眼を置いた話です。説教なのですが説教臭くならないのは本人の持ち味のなせる業です。トーストマスターズのトレンドと異なる演説に近いスピーチなので、現在のトーストマスターズでどう受け取られるかは未知数。「自己中」の一般的な定義(ダブルスタンダード)と異なる意味であることは、伝えておく必要があります。


輝トーストマスターズは時間が許す限り全員論評。日本語の奥の深さを学ばされる例会です。是非一緒に学んでみませんか。