輝トーストマスターズクラブ

2019年10月

IMG_20191026_115702
10月26日。今回より渋谷に活動拠点を移し、渋谷区福祉会館にてにて第165回例会が開催されました。
今回もゲストさんが参加。小田原トーストマスターズからS原さんを迎えての例会となります。クラブ会員も出席も7名と、(輝トーストマスターズとしては)大盛況の例会でした。

1番手は、K上さん。
ACマニュアル 特別な状況のスピーチ#1 乾杯のスピーチ
スピーチタイトル「乾杯!」

【スピーチ】
輝トーストマスターズも無事に一年を終えることができた。メンバー数は8名。だが高クオリティの例会を行いつつも、皆このクラブをどう考えているだろうか。更新のたびに「オレが抜けたらこのクラブは立ち行かなくなる・・・」そう思っていないか?是非この機会に、お酒を飲みながら腹を割って話そう!
【論評】
まさに会長として、年末の忘年会の予行練習を行っている様でした。ねぎらいからの問題点を解決しようという姿勢の展開も良し、本人の気持ちが出ている、しかし乾杯の挨拶としては重めの内容、盛り上げと一体化が乾杯の挨拶のポイントである、トーストマスターの語源なのでそこにも引っかけて欲しいとの意見が出ました。

2番手は、K村さん。
ACマニュアル 情報を伝えるスピーチ#3 実演スピーチ
スピーチタイトル「フェラーリチャレンジ」

【スピーチ】
春に大学時代の友人と酒を酌み交わす。「オレ、フェラーリでレースをしてるんだ」とのこと。次で引退しようと考えているとの友人の言葉に、じゃあ応援に行くよと、他の友人たちと一緒に富士スピードウエイへ。友人の口利きで、ゲートからフェラーリの代理店のサポートで、レース前のフェラーリを間近で見れたり、ゲストルームでの本格高級料理のバイキングを頂けたり、レース用のフェラーリの値段を聞いたり、、普通の感覚と異なる世界に面食らうK村さん。いざ友人のレースでは、クラッシュにより友人のフェラーリがボロボロになることに衝撃を受け、その修理が一瞬で行われたことに再度衝撃を受ける。レース後友人に、レースの費用を聞き最後の衝撃。世の中には、自分の全く知らなかった世界が有るのだ。
【論評】
形容詞の多用、裏声の使い方で飽きさせない表現と臨場感のよさが光ります。実演とするには、レポーターとして話すとより良いこと、自分の知らない価値観の出会いを前面に押し出すとまとまること、フェラーリとバイキングのアンバランスさが引っ掛かったことなどが挙げられました。

3番手は、F田さん。
ACマニュアル 物語の話術#2 個人的な話をする
スピーチタイトル「フォアグラ」
【スピーチ】
やろうと思ってできなかったこと、有りますか?人は「やるべき」だけでは物事は続かない。昔はガリガリだった藤田さん、今は仕事のストレスで楽しみが合間の食事、フォアグラソースのステーキなんかを食べているうち高校時代より20kgも体重が増え、健康診断で医者に「肝臓がフォアグラになっている」と指摘を受け、ふと先日亡くなった父を思い出す。憧れの父だったが、父もまた50を前に糖尿と白血病を発病してしまった。父のできなかった健康管理、それは自分自身が父を超えて行っていこう。
【論評】
柔らかさと説得力のある内容が同居する、聴き手に入っていきやすいスピーチでした。ダイエットと言う身近なテーマを用いての語りかけが○、健康診断の話とお父さんとのエピソードが2分されており話をもっと絡ませると良い、話の内容としては健康面ではお父さんの様になりたくないのではという意見が出ました。

4番手はO田さん。
パスウェイズ リーダーシップスタイル
スピーチタイトル「逮捕、討ち死に、暗殺」

【スピーチ】
リーダーシップスタイルをパスウェイズで分析したO田さん。自身のリーダーシップは「独裁的」なスタイルであると出た。
歴史上独裁的リーダーシップスタイルの人物はクラーク博士、織田信長、坂本龍馬。ビジョンを持ち、それをやらせる(1:1で命令、手本を見せる等)のが特徴。混沌とした時に訴求な対処ができるメリットがあると同時に、関係性を築くことを軽視するデメリットがある。
先に上げた歴史上の人物の末路は、逮捕(クラーク博士)、討ち死に(織田信長)、暗殺(坂本龍馬)と反感を買うことによる失敗が目立つことから、傍らに自分と違うスタイルの人を置くことが大切である。

【論評】
中々面白く聴くことができたスピーチでした。時間オーバーを考えると、パスウェイズの説明は不要、パネルは読まずに話すことで必要なことのみ覚える、歴史上の人物は端的に彼らの台詞を用いた方がピンとくるとの話がでました。

その後、スピーチに自分の体験を入れるかどうかについて、それぞれの考え方のディスカッションを行いました。こうして議論を深めることができるのも輝トーストマスターズの特徴です。

輝トーストマスターズでは、少人数ながらとことんスピーチ、ひいては自分の伝えたいことや考え方と向き合える時間を提供しています。

通常の活動に物足りなさを感じている方、是非輝トーストマスターズで一段深い日本語の世界に足を踏み入れてみませんか。
IMG_20191026_115733

9月26日。ミューザ川崎にて第164回例会が開催されました。
今回はゲストに横浜日吉トーストマスターズのT橋さんを迎えての例会。T橋さんは、神奈川地区で開催される新人戦に出場されるとのこと。

1番手は、A部さん。
ACマニュアル楽しく話すスピーカー #5食後のスピーチ
スピーチタイトル「ゴルフあれこれ」
【スピーチ】
本日は、お集まり頂いたスポーツをしないが見るのが好きの皆さんに、ゴルフの見方についてお話したい。よくテレビで見る様なプロは一握りのトップエリート。大体の人はプロに憧れる素人なのだ。ウエア、道具を揃えゴルフ場を予約し、いざ当日。コースに入りボールを定めて打つその瞬間までは、まさにプロと違わない。問題はそこからなのだ。空振りは1回は許される、見なかったことになるからだ。しかし2回目はそうはいかない、次回から声が掛からなくなる。捉えて打ったボールも、コースから外れるとそのプレイヤーはもれなく”裸のご婦人好き”(ラフ)の称号を得る。そして、どう打ってもコース内の砂場にボールを入れる人もいる。職業は大体が銀行員(バンカー)と決まっている。ゴルフは実は喜劇なのだ。
【論評】
小ネタを挟み、コミカルに話を描写するA部さんらしいスタイル。オノマトペ+情景+心情を的確に入れて状況設定をしており、誰に向けての話かもしっかり設定。かつ食後の雰囲気にうまくマッチした内容です。ゴルフをやらない人には専門用語がピンとこない、最後に「ゴルフは生で見ると喜劇」に繋げるためには「テレビで見るプロのゴルフ」を最初に定義すると対比が出て面白い、との意見が出ました。

2番手はH坂。
コンテストスピーチ(青年弁論)
スピーチタイトル「みっつめの教えを」
【スピーチ】
最近始めた剣の稽古。そこで子供たちが素直に自由に剣を振る、ことに戸惑いを覚えるのを見たH坂。素直さは、素直になってよいんだという安心感、自らを肯定する意識を持ってはじめて得られる。しかし、日本の若者の自己肯定感は外国に比べてとても低い。これは、日本の教育思想のバランスが崩れているためなのだ。本来日本の教育の根底には3つの教えがある。「道」、「和」という2つの教えは今でも認識されているが、その教えに耐えうるための、自分を肯定するという3つ目の教えが廃れてしまっている。大人が子供に最初に教えるべきだが大人も学んでこなかったからだ。でも、この教えを学ぶ場所はここにある。自分の想いを素直に伝え、受け止めてもらう。弁論でありスピーチなのだ。だからこの活動を広めていくことは、今の日本にとって大切なことである。

【論評】
文部科学大臣杯青年弁論大会に向けた原稿によるスピーチ。表現と展開は及第点だが、自己肯定感という聞きなれない言葉の定義、3つ目の教えは「和」「道」と同様にラベル付けが無いと漠然とする、そして3つ目の教えが共通認識の有無により論証が必要となる、という意見を頂きました。

3番手はゲストのT橋さん。
コンテストスピーチ(神奈川地区新人戦)
スピーチタイトル「再起」
【スピーチ】
(コンテストスピーチのため割愛)

【論評】
話の内容としては、それぞれに訴えかけるものがあり。聞きなれない用語は使うか検討すること、スピーチの内容からは感情を思い切り入れるまたは静かに語る2パターンができること、後者にする場合は、間を取りつつ要所で倒置法の表現を入れることで、惹きつけることなどの意見が出ました。新人戦、頑張ってくださいね!

4番手はO田さん。
説得力のあるスピーチ #5説得力のあるリーダー
スピーチタイトル「ぶっ飛んでるホームクラブ」
【スピーチ】
複数のクラブに所属しているO田さん、そのうちのひとつのクラブで、とある方のワークショップを受ける。”会員獲得のため、どんな政策を打つのか”そこではこんな意見が挙がった。
 1:水中例会・・・水中で例会をやる。みなダイビングの装備を付ける。水中で声が出せるか、届くかどうかが問題だが、検証したところトランシーバを使えばOK。
 2:空中例会・・・空中で例会をやる。飛行機からスカイダイビングで輪になって行う。例会時間2時間を確保するには落下速度を考慮して高度120kmから飛び降りる必要が有るが、飛び降りれればOK。
 3:宇宙例会・・・宇宙で例会をやる。会場候補としては月面。ゲストとして宇宙人が来るかもしれない。宇宙に行く方法が確立できればOK。
ぶっ飛びすぎる意見ばかりだが、こうした内容を切り捨てず真剣に検討できるというのは、このクラブの凄さと連携力の高さを証明しているのかもしれない。


【論評】
説得力のあるスピーチのいうジャンルでは中々お目に掛かれない、説得力皆無のスピーチ。どうして説得力のあるスピーチにしようとしたのか、O田さんのWS内での立ち位置が引いたり前に出たりあやふや、提案は地に足が付いたものを、素のO田さんらしさが出ていて良い、との意見が出ました。実現できると良いですね。

輝トーストマスターズでは、少人数でとことんスピーチ、ひいては自分の伝えたいことや考えと向き合える時間を提供しています。
通常の活動に物足りなさを感じている方、是非輝トーストマスターズで一段深い日本語の世界に足を踏み入れてみませんか。

このページのトップヘ