2024年02月27日
第216回 輝TMC通常例会レポート(2024年2月24日)
2024年01月26日
第214回 輝TMC通常例会レポート(2023年12月23日)
2023年12月19日
第213回 輝TMC通常例会レポート(2023年11月25日)
輝TMCでは、各スピーチに対して全員で論評、論評に対してスピーカーからの反論を行います。また、スピーカーは論評に対して反論する機会があります。
このようなスピーカーと論評者のやりとりこそ、真のコミュニケーションだと思いませんか?
会員枠はあと3名!あなたのご参加をお待ちしています。
体験ご希望の場合はkagayakitmc2019(アットマーク)googlegroups.com の(アットマーク)を@に変えてメールしてください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
11月25日はディビジョンディレクターY様をお迎えしての例会でした。
「スピーチに対して、論評が深いところまでされている。自分の意見を言える清々しさがあり、上級クラブとして益々盛り立てていかれることを望みます。」というメッセージをいただきました。Y様、ありがとうございました。
●スピーチ1:栗騒動 Aさん
トーストマスター歴20年以上であるAさんのスピーチです。
古典落語「筍」からの構想です。登場人物はご夫婦と隣家のご主人の3人。
境界線を越えて自宅の庭に落ちた栗を、拾って食べてしまった後から問答を繰り広げる様子のスピーチです。栗を拾って料理するご主人と、知恵袋の奥様、ケチで癖のある燐家のご主人の性格が際立っていました。落語では3人ですが、アドバイザーとして弁護士である輝TMCのメンバーを加え、4人ですね。最後の「オチ」まで楽しいスピーチでした。
[全体論評より抜粋]
途中で法律用語が出てくるが、固さがなくすんなりと理解できた。
面白いの3要素(描写・感情・話し方)がまんべんなくちりばめられている。
着地点がどこなのかわからないことが、かえって聴衆を集中させる。
●スピーチ2:あなたは話す人ですか?それとも書く人ですか? Mさん
的確な論評をされるMさんのスピーチです。
スピーチをする「話す人」と、書物を著す「書く人」を対比させ、メッセージが相手にいつ届くのかの違いだけでなく、どのように届くのかの違いまで、深く考えさせるスピーチでした。昨年、TMCで作家の奥野信之氏のインタビューをしたときに構想が浮かんだそうです。
[全体論評より抜粋]
スピーチ全体にメッセージ性があるので、聴衆には「理解よりも考えさせる」とよい。
聴衆に考えさせるスピーチはいいスピーチなのではないか。
大切なことを話す前には「間」をとるとよい。
●スピーチ3:史上最も運のよい野球選手に関する四方山話
野球に関するNさんのスピーチです。毎回素晴らしい記憶力で、野球についていろいろな視点からスピーチをされます。
今回は、80年代中盤から90年代序盤にかけて阪神タイガースで活躍した嶋田兄弟の兄・嶋田宗彦選手についてです。
彼は、箕島高校〜社会人・住友金属〜プロとすべてのカテゴリーで優勝を経験し、オリンピックでも金メダル獲得。日本シリーズでは唯一回ってきた打席でホームランを記録するなど印象に残る活躍を続けた選手でした。有名な箕島vs星稜の延長18回の死闘では、12回裏1点ビハインドでの2アウトランナー無しの場面で「ホームラン狙って良いですか」と監督に言い放ち、本当にホームランを打ってくるエピソードの持ち主。
プロ2年目には兄弟バッテリーを組み、スタメン出場を重ね、正捕手の座をほぼ手中にしましたが、絶好調時にマイク仲田(仲田幸司)投手の球がサイン違いでプロテクターに直撃。肋骨2本を折り入院。さらに復帰後、イニング間キャッチボールでまたもや仲田投手が今度は大暴投を放り、飛び上がって捕ろうとして右肩を脱臼。チャンスをつかみそこね、その後もレギュラーになれず引退となりました。
そののち、第二の人生としてスカウトやコーチにかかわっています。1985年、2003年、2005年、2023年の優勝全てに「一軍のユニフォーム組」として関わったのは岡田彰布の他、この嶋田宗彦がいます(和田豊は2023年二軍監督、平田勝男は2003年監督付広報で非該当)。
[全体論評より抜粋]
嶋田氏と仲田氏は仲が良いそうで、もっと二人の関係を知りたい。
個人のエピソードをドラマティックに演出している。
「運がいい」とは何かを考えさせられた。
[全体論評より抜粋]
嶋田氏と仲田氏は仲が良いそうで、もっと二人の関係を知りたい。
個人のエピソードをドラマティックに演出している。
「運がいい」とは何かを考えさせられた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
次回例会は12/23(土) 午前10時~約2時間です。
オンラインで行います。
体験ご希望の場合はkagayakitmc2019(アットマークgooglegroups.com )の(アットマーク)を@に変えてメールしてください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆◆◆ 2023年-2024年 例会予定 ◆◆◆
12/23(土)、1/27(土)、2/24(土)、3/23(土)、4/27(土)、5/25(土)
2023年10月02日
【祝TMC復帰!】 第211回 輝TMC通常例会レポート (2023.9.23)
ゲストは2名、そのうちお一方はスピーチをご披露いただきました。
スピーチは3本、( )内はプロジェクトです。
スピーチ1:お墓参り(アイスブレイカー) Aさん
スピーチ2:代打満塁逆転サヨナラ優勝決定釣銭なしホームランの影に咲く花(アイスブレイカー) Nさん
スピーチ3:The way of heart(ストーリーテリング 体験をストーリー化する) ゲストTさん
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
輝TMCでは、各スピーチに対して全員で論評、論評に対してスピーカーからの反論を行います。また、スピーカーは論評に対して反論する機会があります。
このようなスピーカーと論評者のやりとりこそ、真のコミュニケーションだと思いませんか?
会員枠はあと3名!あなたのご参加をお待ちしています。
体験希望の場合は、kagayakitmc2019@googlegroups.comのアドレスにメールをお願いします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
スピーチ1:お墓参り Aさん
トーストマスター歴20年以上であるAさんのスピーチです。
「人生100の目標」が導入部、その1つであるお墓参りから、一人の野球選手の墓参りをしたいとのこと。その選手とは、1972年の大学野球試合でデッドボールを受けて亡くなった「東門明:とうもん あきら」さんです。東門選手は享年19歳、もともとその試合に出る予定ではなかったそうですが、本人の意向以外の諸事情での登板での事故でした。
このスピーチは、文末が「・・・だ。」という常体で、力強さを感じさせました。
全員論評では、東門明選手からの視点で書いてもストーリーができるのではないか、聴衆の表情を見ながらストーリーを変化させてもいいのではという意見がでました。
それに対するスピーカー反論は、どの視点で何を見るかについて挙げられていました。
スピーチ2:代打満塁逆転サヨナラ優勝決定釣銭なしホームランの影に咲く花 Nさん
Nさんのスピーチです。ホームランの前の「代打満塁逆転サヨナラ優勝決定釣銭なし」は冠というそうです。
Nさんは、自称「すみっこ大好き人間」、メジャーよりもマイナーが好きなそうです。マイナーな球団や選手を温かい目でみてくれます。
今回は、近鉄VSオリックスで、ヒーローになった北川博敏選手の影に隠れる形になった、オリックスの先発投手・北川智規選手にスポットをあてました。たくさんのデータをもとにしてのスピーチでした。
全員論評では、たとえすみっこでも自分の人生、野球好きの視点が面白い、同じ人で同じことが繰り返されることもあるのが不思議、ギリギリを攻めているなどが挙げられました。
スピーカー反論は、「脇役」という言葉を結構ネガティブに捉えられたることが多いが、「脇役」をネガティブなイメージでは使わないこともできる、でした。
スピーチ3:The way of heart Tさん
ゲストスピーチです。フランスの小さな村でのクリスマス、9歳のお子様との不思議な経験から、コミュニケーションについて言及されました。
クリスマスの寒い真夜中、温かい飲み物をくれた老婦人の「今日はクリスマスだからお金はいらないよ。よいクリスマスを」という言葉。お互いが知らない言語でもいみが通じてしまった。そこから、コミュニケーションとは、たくさんの言葉を知ることでも、テクニカルに頼ることでもなく、言葉を超えた心のつながりであると話されました。
導入場面の描写が童話のようだったのが印象ででした。
全員論評では、情景が目に浮かぶようだ、コミュニケーションの本質、言葉を超えたつながりや反対に言葉に無いものとは何だろうかなどが出ました。
スピーカー反論では、スピーチの潮流が「何を言うか」から「何を言わないか」に代わっていったことと、それにより聴衆が心の中に残ったメッセージをシェアしていくことができることを挙げられました。
・・・・・・・・野球好きな方へ・・・・・・・・・
スピーチ2のスピーチを紹介文です。
2001年9月26日。大阪ドームにて。
近鉄バファローズ最後の優勝を決めた、あまりにも劇的な表題の一発。
今なお語り継がれる伝説のホームランを放ったこの試合のヒーローは北川(博敏)だった。
一方で、先発投手として優勝目前のチームを7回二死まで2失点に抑え、最終回を(自軍3点リードで)リリーフエースに託す。嬉しいプロ初勝利まであと少しまでせまりながら、その一打で泡と消え、ヒーローになり損ねたオリックスのルーキー投手もまた北川(智規)であった。
北川智規投手は翌年も8回1失点に抑えながらリリーフ投手がサヨナラホームランを浴びるなどなかなか勝利を味わえない。
そんな中、2003年9月27日。今度はダイエーの優勝王手試合でついにプロ初勝利を挙げる。延長10回の1イニングに投げただけの“ごっつぁん勝利”だったが、それがプロで挙げた唯一の白星となった。
国立大出身の秀才ゆえ、第2の人生を早くスタートさせたいという球団の親心から、4年でプロ野球の世界を去る。
引退後は、オリックス本社に入社し、不動産事業で辣腕をふるっている。
そんな主役の陰に佇んだ“影”にスポットをあてた野球コラムスピーチでした。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
次回例会は10/28(土) 午前10時~約2時間です。
オンラインで絵行います。
ゲスト参加はこちらからお申し込みください。
kagayakitmc2019@googlegroups.com
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆◆◆ 2023年-2024年 例会予定 ◆◆◆
10/28(土)、11/25(土)、12/23(土)、1/27(土)、2/24(土)、3/23(土)、4/27(土)、5/25(土)
2023年09月26日
【感謝】クラブ復帰のお知らせ
輝TMC会長